一線を退いていたスタントマンが思いもよらぬ事件に巻き込まれていく『フォールガイ』がいよいよ劇場公開！

2024年8月13日

一線から退いたスタントマンが、復帰現場で再会した元恋人に失踪した俳優の捜索を依頼される『フォールガイ』が８月１６日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『フォールガイ』は、危険な陰謀に巻き込まれたスタントマンの戦いを描く。大怪我を負い一線から退いていたスタントマンのコルトは、復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、監督を務める元恋人ジョディと再会する。そんな中、長年にわたりコルトがスタントダブルを請け負ってきた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪。ジョディとの復縁と一流スタントマンとしてのキャリア復活を狙うコルトはトムの行方を追うが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。

本作では、『ブレット・トレイン』『ワイルド・スピードスーパーコンボ』のデビッド・リーチ監督が、ライアン・ゴズリングとタッグを組んで描いた痛快アクション。１９８０年代に放送されたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」を映画としてリメイクし、自身もスタントマン出身のリーチ監督がリアルかつ斬新なアクションで活写する。主人公コルトの元恋人ジョディを『クワイエット・プレイス』シリーズのエミリー・ブラント、失踪した主演俳優トム・ライダーを『キック・アス』シリーズのアーロン・テイラー＝ジョンソンが演じた。

映画『フォールガイ』は、８月１６日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のＴＯＨＯシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマや難波のＴＯＨＯシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条や三条のＭＯＶＩＸ京都や七条のＴ・ジョイ京都、兵庫・神戸のＯＳシネマズミント神戸等で公開。

本作の主役は、あくまでスタントマンである。映画の主人公が高度で危険なアクションをする中で、格好を似せて身代わりで演じる役回りだ。本作を手掛けたデビッド・リーチ監督自身がスタントマン出身であり、如何に危険なパフォーマンスを行ってきたか十分に理解した上で作り込んでいる作品であることが伝わってきた。とはいえ、本作の主役であるスタントマンを演じるのは、ライアン・ゴズリング。あくまで俳優だ。…ということは、スタントマンを演じたライアン・ゴズリングのスタントマンが存在している…と考えると、実におもしろいメタ構造が伴った作品である。どれだけスタントマンの役割が重要であるか、伝わってくることだろう。とはいえ、決して陽があたる立場ではなく陰の役として主人公らを引き立てる役割に徹していることに違いない。本作の場合は、現実ではそんなことはあり得ないだろうけど、主役の為に頑張り、ひいては大逆転！？なことが展開されるストーリーとして仕上がっている。そこから、スタントマンへの感謝と愛情が、デビッド・リーチ監督ならではの演出を以て、たっぷりと込められていた。キャストとスタッフが本作を楽しんでいることが十分に伝わってくる作品であり、観客としては、その思いに身を委ねて存分に盛り上がってみよう。

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