前作から1年後…恐怖現象を徹底検証し、想像を超える“物体”の撮影に臨む『新・三茶のポルターガイスト』がいよいよ劇場公開!
©2024 REMOW
オカルト物件に迫った心霊ドキュメンタリー『三茶のポルターガイスト』から1年後を舞台に、テレビ局で放送不可能とされた場所に潜入したオカルト編集者が恐怖現象を検証していく『新・三茶のポルターガイスト』が6月21日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『新・三茶のポルターガイスト』は、東京・三軒茶屋の心霊スポットに潜入取材した様子を描いた心霊ドキュメント『三茶のポルターガイスト』の続編。東京・三軒茶屋にある芸能プロダクションが入居する雑居ビルで多発する心霊現象を収めた『三茶のポルターガイスト』公開後も、怪現象は続いていた。数々のYouTuberやテレビの取材がやってきたものの、某テレビ番組では放送不可能とされ、その真相を突き止められなかった場所にオカルト編集者の角由紀子さんが再び潜入。定点カメラや降霊術、サーモグラフィ、物理学者・超心理学者らの意見も交えて心霊現象を徹底検証していく。そしてカメラは、想像を超える、ある物体の撮影に成功する。監督は、ホラー映画やアイドル映画から、ドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』まで、幅広いジャンルで活躍する豊島圭介さん。ナレーションを東出昌大さんが担当。2024年2月に逝去した映画プロデューサーである叶井俊太郎さんによる最後のプロデュース作品。
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映画『新・三茶のポルターガイスト』は、6月21日(金)より全国の劇場で公開。関西では、6月21日(金)より大阪・梅田のテアトル梅田や心斎橋のシネマート心斎橋や京都・烏丸御池のアップリンク京都、6月28日(金)より大阪・心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や茨木のイオンシネマ茨木や京都・桂川のイオンシネマ京都桂川、6月29日(土)より神戸・新開地のCinema KOBEで公開。
知る人ぞ知る、東京・三軒茶屋にある芸能プロダクションが入居する雑居ビル。『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』で知った方もいるだろうか。そして、前作『三茶のポルターガイスト』で全面的に迫っていった。オカルトに少しでも興味ある方ならゾッとする映像がしっかりと撮られていた。本作では、更にこの雑居ビルを可能な限り多面的に迫っていった。人によってはヤラセと思う方もいるかもしれない。今作の予告編を見ると、ギャグとしか思えない方もいることだろう。だが、本作を観てみると、やはり得体の知れないものが確かに映っているのだ。歴史的な謂れも新たに語られており、それを聞くと、あながち本物のようにも思えてくる。とはいえ、専門家による徹底的な検証も行われているので、何が真実なのか本当に分からなくなってしまう方もいることだろう。また、これまでに見せてこなかった映像も新たに公開された…それには思わず鳥肌が立つレベルでゾッとしてしまった。思わず、某映画のごとく「マジもんじゃねーかコレ!」と言いたくなってしまう。怖いもの見たさ、でホラー映画を観る方なら存分に楽しめる一作である。こういった作品に豊島圭介監督と東出昌大さんのナレーション…気合い入っているじゃねーかコレ!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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