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生活保護の在り方を描くヒューマンドラマ『スノードロップ』が第19回大阪アジアン映画祭のコンペティション部門で世界初上映!

2024年3月5日

公的扶助を受け社会に生きる基盤を手に入れるための生活保護の在り方を描く『スノードロップ』が第19回大阪アジアン映画祭のコンペティション部門で世界初上映された。

 

映画『スノードロップ』…

生活保護を受給することは公的扶助を受け社会に生きる基盤を手に入れることを目的とするはずだが、そうではないケースが存在した。監督自らの生活保護経験を鑑みて、矛盾した生活保護の在り方を描くヒューマンドラマ。『Sexual Drive』『愛の病』など国内外の映画祭で高い評価を受ける吉田浩太監督の最新作。

 

 

映画『スノードロップ』は、3月8日(金)10:20よりABCホールでも上映。

やんごとなき事情により生活保護を受給しなければならない事態に遭遇することは、この国で生きていれば突然やって来るかもしれない。本作のように家族の介護に付きっきりになり働くことが出来なくなったり、突然の病気や怪我を患い早急に手術が必要であってもお金がなく貧困状態に陥ってしまったりすることもあるだろう。だからといって、心から生活保護を受給したいと思う方がどれほどいるだろうか。それは、生活保護に対する正しい理解が出来ていないからかもしれない。生活保護は、「健康で文化的な最低限度の生活」を出来ない日本国民に、これを保障し、自立の助長を目的に設けている公的扶助制度である。この主人公は、生活保護の趣旨を理解していたとしても、或る手段を選んでしまった。何を以て選択してしまったのか、本質的には彼女にしか分からない。それでも、この国には助ける方法があることを知った。本作は、監督自らの生活保護経験を鑑みて描いた作品とのこと。実体験と共にしっかりとしたリサーチがあったからこそ作り上げられたのだろう。タイトルであるスノードロップは、寒さに強く、早春の2~3月に白い花を咲かせる。今頃の時期に、どんな状況に追い込まれようとも、しっかりと生きようとした主人公にふさわしいタイトルだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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