ラッセル・クロウが主演・監督を務め、生死を賭けたポーカーを開催する『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』がいよいよ劇場公開!
©2022 Poker Face Film Holdings Pty Ltd
8時間のタイムリミットで、億万長者の邸宅に集められた幼なじみたちが大金を賭けたポーカーを始めるが、命の危険に晒される『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』が3月1日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』…
オンラインポーカーゲームの開発で成功をおさめた大富豪ジェイクは、疎遠だった幼なじみたちを自宅に招待し、大金を賭けたポーカーゲームを提案する。最初のうちは昔話に花を咲かせる参加者たちだったが、いつしか冷や汗が流れ始め、発熱と吐き気に襲われてしまう。そんな彼らに対し、ジェイクは毒を盛ったことを告白。ゲームが進むにつれて参加者たちの秘密やジェイクとの関係が浮かび上がるなか、予定外の侵入者まで登場し、事態は思わぬ方向へと展開していく。
本作は、オスカー俳優ラッセル・クロウが監督を務めると共に、主人公のジェイクを演じたサスペンススリラー。『アイアン・フィスト』等の俳優・監督としても活躍するヒップホップアーティストのRZA、『インデペンデンス・デイ リサージェンス』のリアム・ヘムズワース、『ワイルド・スピード』シリーズのエルサ・パタキーが共演した。
©2022 Poker Face Film Holdings Pty Ltd
映画『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』は、3月1日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条、神戸・三宮の kino cinema 神戸国際等で公開。
どんな役を演じても、確かな存在感ある佇まいで観る者を魅了するラッセル・クロウが、『ディバイナー 戦禍に光を求めて』以来、久しぶり主演かつ監督を務めた本作。冒頭では『スタンド・バイ・ミー』の如く、瑞々しくジュブナイル作品を描いたかと思えば、そこで盛り上がったポーカーがキーとなり、ラッセル・クロウ演じる主人公は、オンライン・ポーカーで巨万の富を得ることに。そこで、改めて、幼馴染みだった旧友を集め、大金を懸けたポーカーをすることになるが、何故だか不穏な空気が漂ってしまう。気づけば生死を懸けた戦いに…!?という展開なので、ポーカーのルールをしっかりと知らずとも十分に楽しめる。新たな駆け引きが生み出されるか、と思いきや、大富豪の家があるということは、様々な危険が忍び寄っていくわけで…サスペンス映画の醍醐味が十分に発揮されていく。最終的には、ジュブナイル映画の大人版といった印象もあり、少年時代の友情は堅い、と実感できる作品である。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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