“最恐の純愛モンスター”が運命の男性だと思った相手を手に入れようと狂気のストーカーと化すさま描く『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』がいよいよ劇場公開!
(C)2021 映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』製作委員会
28歳を自称する女性のリカが、ストーカーまがいな言動で男性に差し迫っていく恐怖を描く『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』が6月18日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』は、五十嵐貴久さんの小説をもとにした「リカ」シリーズ第3弾で、2019年に放送されたドラマ「リカ」のその後を描く。山中でスーツケースに入った本間隆雄の死体が発見された。本間は3年前に逃走犯の雨宮リカに拉致され行方不明になっていた。警視庁捜査一課の奥山次郎は、潜伏中のリカをおびき寄せるため、偽名を使ってマッチングアプリでリカを探し出すことに成功するが、次第にリカにのめり込んでいく。奥山の婚約者でリカを追う警察官の青木孝子は、捜査に平行し、リカにのめり込んでいく奥山を心配し、先輩の梅本尚美とともに奥山の部屋へと向かうが…
本作は、高岡早紀さん主演で2019年10月に「リカ」、2021年3月に前日譚「リカ リバース」が放送されたドラマシリーズの劇場版。リカ役を高岡さんが演じるほか、奥山役を市原隼人さん、青木役を内田理央さん、梅本役を佐々木希さんがそれぞれ演じる。
(C)2021 映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』製作委員会
映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』は、6月18日(金)より、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば、京都・七条のT・ジョイ京都や二条のTOHOシネマズ二条、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸をはじめ、全国の劇場で公開。
高岡早紀さん主演による『リカ』シリーズの第三弾である本作。病院を舞台にしたホラーサスペンスであると同時にドロドロ愛憎劇であった『リカ』、リカが純愛モンスターとなるルーツを描いた『リカ〜リバース〜』。共に深夜ドラマであったが、今回は、劇場公開の映画として制作された。躍起になって逮捕しようとする刑事の視点を加え、リカが如何にストーカーを超えた常軌を逸するモンスターであるか描いていく。
まさに”恋は盲目”とも感じる。異性から素敵な言葉をかけられたら、周りが見えなくなり、自分だけの世界を構築していく。あとは本人と会えば自分だけのものにするなら手段を選ばない。相手がどのような状態になろうとも、リカが愛情を感じられる状態になるならば、どのような形式でもOK。これぞ、ストーカーを超えたといっても過言でない純愛モンスターである。モンスターの領域となれば、不可能はない。無限の能力を秘めており、人知を超えた領域に達してしまった。最終的には、この力は周囲にも伝播していく。第二の「リカ」をも生み出す力を持っている。ならば『リカ~レザレクション~』(仮)なる続編もあり得るか!?
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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