北条司さんも太鼓判!『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』がいよいよ劇場公開!
(C)AXEL FILMS PRODUCTION – BAF PROD – M6 FILMS
世界的な人気を誇る北条司さんによる人気コミック『シティーハンター』のフランス版実写映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が、11月29日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は、日本では1980年代にアニメ化されて根強い人気を誇る北条司の漫画「シティーハンター」をフランスで実写映画化。ボディガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー(始末屋)=「シティーハンター」ことリョウは、相棒のカオリとともに日々さまざま依頼を請け負っていた。そんな2人のもとにある日、その香りをかいだ者を虜にする「キューピッドの香水」の奪回という危険な任務が持ち込まれる。香水が悪用されれば世界は危機に陥ることは必至で、48時間というタイムリミットのなか、2人は香水を取り戻すために奔走する。
本作は、フランスの大ヒットコメディ映画『世界の果てまでヒャッハー!』を手がけたフィリップ・ラショーが監督・脚本・主演。日本語吹き替え版は、リョウ役を山寺宏一さん、カオリ役を沢城みゆきさんが担当。アニメ版オリジナルキャストの神谷明さんと伊倉一恵さんはスペシャルゲストとして、アニメ版とは異なる役の吹き替えで参加する。
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映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は、11月29日(金)より全国の劇場で公開。
あの「シティーハンター」がフランスで実写映画化!?今年2月にその報せを聞いた時は驚いたが、「ヒャッハー!」シリーズのフィリップ・ラショーが手掛けると聞いて、大丈夫だと確信した。「ヒャッハー!」シリーズ等のフィリップ・ラショー作品は現代のフレンチ・コメディとして揺るぎないおもしろさがある。「シティーハンター」が備えているギャグ要素とは相性が良いのでは、と伺えた。
実際に作品を観てみると、フィリップ・ラショーの原作への愛情が忠実に感じられた。おバカ作品であることには違いないが、実写作品として無理のないディテールに仕上がっていた。年齢制限をしないような下ネタ全開作品ではあるが、冴羽リョウのアクションもしっかりと盛り込んでおり、痛快に楽しめることは保証しておく。
なお、フィリップ・ラショーの作品が、今回は、全国のシネコンで公開されることに驚くばかり。「シティーハンター」ファンも、フレンチ・コメディファンにもお勧めできる会心作を劇場で是非!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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