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自分の大切な人に思いを伝える大事さを…!『4月の君、スピカ。』メインキャスト勢揃いの舞台挨拶開催!

2019年4月6日

うまく人間関係を作ることのできない少女が、ふたりの個性的な少年に誘われ天文学部に入部し、自分の居場所を見つけていく姿や三角関係を描く『4月の君、スピカ。』が4月5日(金)より全国の劇場で公開。4月6日(土)には、大阪・茨木のイオンシネマ茨木に、福原遥さん、FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹さん、鈴木仁さん、井桁弘恵さん、大谷健太郎監督を迎え、舞台挨拶が開催された。

 

映画『4月の君、スピカ。』は、高校の天文部を舞台に繰り広げられる三角関係を描いた青春ラブストーリー。小学館「Sho-Comi」で連載された杉山美和子による人気少女コミックの実写映画化である。高校受験に失敗し、うっかり超スパルタ進学校へ入ってしまった早乙女星は、授業にはついていけず、友だちともうまく会話できず、入学早々に落ち込む日々が続く。そんなある日、天文好きの無口な美少年・深月と、ちょっぴりチャラいが学年トップの秀才・泰陽の2人組と知り合った星は、彼らに誘われるまま天文部に入り、そこで思いがけず自分の居場所を見つける。
星役を福原遥さん、泰陽役を佐藤大樹さんが演じるほか、深月役で「MEN’S NON-NO」モデルの鈴木仁さん、泰陽の元カノである天川咲役で11代目ゼクシィCMガールの井桁弘恵さんが共演。『NANA』の大谷健太郎さんが監督を務める。

 

上映後、福原遥さん、佐藤大樹さん、鈴木仁さん、井桁弘恵さん、大谷健太郎監督が登壇。皆が思い思いに挨拶を行った。

 

公開を迎え、福原さんは「やっと公開されたんだな。本当に嬉しい。思いが届いているんだな」と喜びを表す。佐藤さんは「EXILEメンバーがSNSを通じて公開をお祝いしてくれて、仲間の絆を感じました。感想ツィートを観て、演技を細かく観てくれているんだな」と実感が湧いている。鈴木さんは「これからも沢山の人に観てもらって様々な感情を受け取ってもらえれば嬉しい」と伝え、井桁さんは「昨日は実感がなくフワフワしていましたが、今日を迎え、伝わっているんだな」と実感。

 

大谷監督は「キラキラしただけの映画ではなく、高校生の三角関係、友情と恋愛の間で揺れ動く繊細で複雑な気持ちを4人の役者が大事に演じてくれました。それらが観客の皆さんに伝わっているんだな」と感想を伝えた。

 

本作は長野県千曲市での撮影。佐藤さんは「長野は星が綺麗。長野なしでは映画は撮れなかった。温泉が沢山あり、毎日、現場に入る前後は、仁と温泉に入っていました」とお気に入り。福原さんは「弘恵ちゃんとオフの日にシャインマスカット狩りに行ってきました。お腹いっぱいになって現場に差し入れしました」と明かした。大谷監督も「撮影オフの日に朝は散歩し、気持ちよく、癒されながら、ゆったりとした時間の流れが良かったです」と満喫している。

 

ストーリーにちなみに、新しい場所でのデビューについて、これまで転校が多かった福原さんは「小学校の時は人見知りで…人見知りを直すために習い事を始めていた。でも、段々となれていき、最初に笑顔で誰かに話しかけてみたら、意外と皆と直ぐに仲良くなれた」と明かす。佐藤さんは、まず失敗談として「中学校の登校初日、徒歩通学なのにイキって自転車通学し先輩に平手打ちされて、先輩後輩関係を思い知った。翌日から第1ボタンまで閉めて徒歩通学しました」と告白。そして「高校入学時にはダンスで食っていくと決めていたので、高校初日のホームルームで『絶対にEXILEになります』と宣言した」と、現在に繋がる成功談を語った。

 

ここで、スクリーンに原作コミックの表紙と映画のポスターが映し出され、星の髪の毛を泰陽がつまんでいる”つまクル”を紹介。オリジナルのつまクルストラップが作られており、理想のシチュエーションを披露していく。井桁さんは「付き合っている段階で、家でテレビを観ながらソファに座っている。後ろから彼氏がクルッとして”枝毛見っけ”と言われて、さらに”一緒に美容院行こ”まで言ってくれると最高」と恥ずかりがら披露。

 

鈴木さんは「この長さじゃつまクル出来ねぇよ」と演じた深月とは違う男らしい演技を見せる。

 

佐藤さんは「すっごくいいキューティクルじゃないか」とおどけていく。

 

福原さんは「クンクン!クンクン!ほぉ~、綺麗な髪の毛ですなぁ」と、おじさんキャラを演じる。

 

皆の演技を見た大谷監督は「素晴らしいと思いますが、髪の毛があるうちの話だなぁ」と嘆きながら、総評コメントを送った。

 

最後に、佐藤さんは、SNS上での高評価を喜びながら「大切な人と一緒に観て下さい。鑑賞後はほっこりする映画だと思いますので、公開が終わるまで何度も観てもらえたら」とお願いする。福原さんは「この作品は、恋がしたくなって、自分の大切な人に思いを伝える大事さを受け取って頂ける作品です。大切な友達や家族と何度も観て味わって頂けたら」と思いを込め、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『4月の君、スピカ。』は、全国の劇場で公開中。

 

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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