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謎のロボットと出会った不器用な男たちの姿を描く物語『ハード・コア』がいよいよ全国の劇場で公開!

2018年11月21日

(C)2018「ハード・コア」製作委員会

 

社会に溶け込めない不器用な男たちの人生が、謎のロボットの出現によって一変していく様を、おかしくも切なく描き出す『ハード・コア』が、全国の劇場で11月23日(金)より公開される。

 

映画『ハード・コア』は、伝説的コミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を実写映画化。あまりにも純粋で不器用なために世間になじめずに生きてきた男・権藤右近。群馬の山奥で怪しい活動家の埋蔵金堀りを手伝って日銭を稼ぐ彼にとって、心優しい仕事仲間・牛山だけが心を許せる相手だった。右近の弟でエリート商社マンの左近は、そんな2人の無為で自由な日々を歯がゆい気持ちで見守っている。ある日、右近と牛山は、牛山が暮らす廃工場で、古びた1体のロボットを見つける。その分野に詳しい左近が調べると、実は現代科学すらも凌駕する高性能なロボットであることが判明。彼らはロボットと不思議な友情を築いていく一方で、その能力を使って巨額の埋蔵金を密かに発見してしまう…

 

本作の原作は、作・狩撫麻礼、画・いましろたかしによる今や絶版のコミック。山田孝之さんと佐藤健さんが兄弟役を演じ、個性派俳優の荒川良々さんが牛山役を演じる。山田さんが主演のほかに自らプロデュースも務め、『映画 山田孝之3D』などでも組んだ山下敦弘監督がメガホンをとった。

 

映画『ハード・コア』は、11月23日(金)より大阪・梅田の梅田ブルク7、難波のなんぱパークスシネマをはじめ、全国の劇場でロードショー。

山下敦弘監督の作品でロボットが登場!?それは何とも脱力感のある作品になるのではなかろうか?そんな予感しかしなかった本作が、実は何ともジーンとくる作品であった。高性能なロボット、つまり現在流行っているあの技術が取り込まれているロボットである、こんなビジュアルなのに…それこそが山下監督流の最新鋭の映画だとも言える。ハリウッド大作でもないロボットが登場する映画でこんな作品が出来上がることが嬉しい限り。

山田孝之さんと荒川良々さんが山下監督作品に出演することは、なんとなく理解できる。だが、そこに佐藤健さんが出演していることには驚いた。決して多くの時間を出演しているわけではないが、相反する兄弟のキャラクターとして、本作に筋を通しており好印象な一作である。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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