神戸芸術センターで映像グランプリ入選作品上映会を開催
日本芸術センター主催による第8回映像グランプリの入選作品上映会が神戸芸術センターで開催される。
日本芸術センターは、持続可能な芸術活動を支援するべく、顕彰活動を通して現代アーティストの育成と発表する機会の提供を行っている。今回、主催している映像グランプリの入賞作品上映会が、神戸芸術センターで12月23日(祝)・12月24日(土)・20017年1月14日(土)・1月15日(日)に行われる。
8回目を迎えた今回は、応募総数約80作品の中から選ばれた11作品が上映される。
上映作品は
プログラムA(12月23日(祝)13:00~):『夏を越える少年たち』添谷泰一監督
プログラムB(12月23日(祝)15:00~):『カミソリ』新谷寛行監督、『隣人のゆくえ』紫口勲監督
プログラムC(12月24日(土)13:00~):『四人姉妹』高橋哲治監督
プログラムD(12月24日(土)15:00~):『ナポリタン』上田慎一郎監督、『憂鬱な花』堀井彩監督
プログラムE( 1月14日(土)13:00~):『カミソリ』新谷寛行監督、『わたしが発芽する日』野本梢監督、『夢のつづき』弘瀬謙二監督
プログラムF( 1月14日(土)15:00~):『帰ろうYO!』松本卓也監督、『Selfish.(ButKind)』谷口雄一郎監督
プログラムG( 1月15日(日)13:00~):『夜の船』小野口浩司監督、『ナポリタン』上田慎一郎監督
プログラムH( 1月15日(日)15:00~):『憂鬱な花』堀井彩監督、『帰ろうYO!』松本卓也監督
入場料金は1プログラム500円(前売400円)、お問い合わせは神戸芸術センター総合受付(078-241-7477、受付時間10:00~18:00)まで。
優れた独立系映画監督を発掘する企画イベントとして「ぴあフィルムフェスティバル」が有名であるが、それ以外にも多くのイベントや映画祭が行われている。近年あるものの一つとして映像グランプリを取り上げた。今回の入選作品を撮られた監督の中には既に他の映画祭においても入賞している方もいる。例えば、松本卓也さんは昨年度のMOOSIC LABでの『ライブハウスレクイエム』があった。
逆に言えば、映像グランプリは他の映画祭で入賞していても応募する価値があり、未来の名監督になる可能性が十分に秘められているとも言える。今回、1プログラムを500円で鑑賞できるので、作品を大いに楽しむのもよし、本当に優れた才能を見つけるために鑑賞するのもよし、と気軽に映像の今を感じにいってみてはいかがだろうか。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!