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すみっコたちが雲の上へ大冒険に出かける『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』がいよいよ劇場公開!

2025年10月28日

©2025 日本すみっコぐらし協会映画部

 

すみっコたちの暮らす町に雨が続いていたある日、空から落ちてきた王子に頼まれて、水不足になった雲の上を助けるため、王子とすみっコたちが空の王国で大冒険を繰り広げる『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』が10月31日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』は、サンエックスが展開する人気キャラクター”すみっコぐらし”を劇場アニメ化した「映画 すみっコぐらし」シリーズ第4弾。すみっコの町では雨の日が続いており、揚げものコンビ”とんかつ”と”えびふらいのしっぽ”の体がじめじめになってしまう。そんなある日、空から突然誰かが落ちてくる。すみっコたちが心配して駆け寄ると、それは空の王国からやって来た”おうじ”だった。おうじによると、雲の上は深刻な水不足になっているという。雲の王国のピンチを救うため、すみっコたちはおうじとともに空へ向かい、大冒険を繰り広げる。

 

本作でナレーションを務めるのは、これまでのシリーズでもおなじみの井ノ原快彦さんと本上まなみさん。3DCGアニメ「ピングー in ザ・シティ」「グレゴリーホラーショー」などのイワタナオミが監督を務め、劇団「ヨーロッパ企画」に所属する俳優・脚本家の角田貴志さんがシリーズ1作目と3作目に引き続き脚本を担当した。

 

©2025 日本すみっコぐらし協会映画部

 

映画『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』は、10月31日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、兵庫・神戸のkino cinema 神戸国際等で公開。

子ども達だけでなく、大人が観ても物語の奥深さに気づかされてしまう「映画 すみっコぐらし」シリーズ。コンスタントに製作されてきた本シリーズは今作で4作目。今回で中心となる舞台は、空の王国。…と聞くと『映画ドラえもん のび太と雲の王国』を思い出してしまう世代ではあるが、「すみっコぐらし」ならではの違った世界観がある作品だ。すみっコの町は、雨が降り続き、湿気に弱い一部のすみっコたちは衰えてしまったり、姿を変えてしまったりしていた。秀逸な表現として描いていたが、環境問題のメタファーだと思わずにはいられない。そんな折、突如として現れたのが、空の王国からやって来た”おうじ”。雲の上では深刻な水不足が起きており、すみっコたちに救いを求めるに至ったのだ。…ということは、おうじは、何を象徴的に表したキャラクターであるか、想起せずにはいられない。そして、雲の王国のピンチを救うため、すみっコたちならでは大冒険を本作ではたっぷりと見せてくれる。まさに、これまでの作品でも描いてきたように、現実の世界を探せば何処かで起きている出来事を、「すみっコぐらし」ならではの世界観で表現しており、興味深くありながらも微笑ましく観られる作品に仕上がっていた。

 

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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