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レッド・ツェッペリンのメンバーが初めて公認したドキュメンタリー『レッド・ツェッペリン:ビカミング』がいよいよ劇場公開!

2025年9月23日

©2025 PARADISE PICTURES LTD.

 

世界を熱狂させたレッド・ツェッペリンの知られざる誕生秘話を描く、初の公認ドキュメンタリー『レッド・ツェッペリン:ビカミング』が9月26日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンのメンバーが初めて公認したドキュメンタリー。ギターのジミー・ペイジ、ベース/キーボードのジョン・ポール・ジョーンズ、ドラムスのジョン・ボーナム、ボーカルのロバート・プラントによって1960年代末にイギリスで結成されたレッド・ツェッペリン。1969年リリースのデビューアルバム「レッド・ツェッペリン I」で世界を熱狂させ、約12年間の活動でロックシーンに革命を起こした。その知られざる起源をたどる本作では、1980年に32歳で急逝したジョン・ボーナムの未公開音声をはじめ、メンバーの家族写真やプライベート映像、初期のライブ映像など貴重なアーカイブ素材とともに、オリジナルメンバー自らがバンドの歴史を語る。演奏シーンを部分的ではなく1曲まるごと映し出すことで、当時のライブをリアルタイムで目撃したかのように体感できる。音楽ドキュメンタリー『アメリカン・エピック』4部作のバーナード・マクマホンが監督を務めた。[配給:ポニーキャニオン]

 

©2025 PARADISE PICTURES LTD.

 

映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』は、9月26日(金)よりIMAX®同時公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

1960年代末から1970年代を中心に世界を熱狂させたレッド・ツェッペリン。以降も現代においても、その音楽的な影響は計り知れない。だが、レッド・ツェッペリンは、最初から”レッド・ツェッペリン”として出来上がっていたわけではないのだ。レッド・ツェッペリンの結成前は、スタジオ・ミュージシャンとして大いに活躍していたことを改めて知った次第だ。そして、結成当初は、ニュー・ヤードバーズと名乗っていた。ヤードバーズは、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックら偉大なギタリストが在籍したことで知られ、ブルースやフォークミュージックなど様々な影響を受けたスタイルのバンドでありながら、重厚なギターサウンドが奏でられ、ハードロックやヘヴィメタルの先駆者の一つとして挙げられている。そこから、レッド・ツェッペリンが出来上がっていったならば大いに納得だ。作中で、初めてレッド・ツェッペリンを観たお客さんの反応を見せられるが、ハイトーンボーカルと重厚なサウンドによって耳を塞いだり反応に困っていたりする姿が、当時のリアルな反応なのだろう。だが、レッド・ツェッペリンのルーツはブルースである。次第に、ワールドミュージック、ジャズ、カントリー、ファンク、ソウル、レゲエの要素も取り入れ、プログレッシブなバンドとして変化していくことを考えると、世界的なバンドになったレッド・ツェッペリンの起源を知ることができる今作の価値は大きい。メンバーが初めて公認し、貴重な映像・音源を使用している本作を音響が素晴らしい劇場で観ないわけにはいかないのだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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