ロックバンドを夢見る少女の成長を描く『ヴィレッジ・ロックスターズ2』が第20回大阪アジアン映画祭の特別注視部門で日本初上映!

ロックバンドを夢見る少女の成長を描く『ヴィレッジ・ロックスターズ2』が第20回大阪アジアン映画祭の特別注視部門で日本初上映された。
映画『ヴィレッジ・ロックスターズ2』…
アッサムの田舎で暮らす少女はギターが得意。貧しくても音楽と楽しい毎日を送るが、母親が倒れてしまう。自分勝手な兄に頼れず少女が生活を支えることに。果たして音楽を続けられるのか。『トラの旦那』(OAFF2023)監督の新作。
映画『ヴィレッジ・ロックスターズ2』は、3月23日(日)12:35よりテアトル梅田でも上映。

2017年に制作された、本作の前作『Village Rockstars』では、自身のロックバンドを作ることを夢みる10代の少女ドゥヌと仲間達をいきいきと描いていった。本作では、ドゥヌも17歳となり、手にしたギターでステージに立つことを目標に練習に励んでいく姿を描いていく。だが、それだけではないのが今作。彼女が暮らす、インド北東部の地方であるアッサム州にはブラマプトラ川という大河があり、大規模な降水量となってしまうと洪水が起き、住民への被害は計り知れない。気がなぎ倒され、稲も水没してしまう。そんな環境下において、ドゥヌの母親が倒れてしまい、大変なことになってしまったにもかかわらず、容赦なく洪水が起きてしまうのは、なんともいえない憤りしか感じ得ない。そんな事態を目の前にしてドゥヌの中でどのような変化が起こり、大人へ成長していくのか。それは望んだ事態ではないのは明らかだが、逆境に対して辛い気持ちになりながらも、受容していくしか仕方がないだろう。この先に3作目が製作された時、ドゥヌはどのような女性となりステージに立っているのか、待ち望んでおきたい。

- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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