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なんでやろ、ほっとかれへんねん!『恋を知らない僕たちは』大西流星さんと酒井麻衣監督を迎え大阪凱旋舞台挨拶開催!

2024年9月18日

親友同士の男子中学生がいる学校に、思いを寄せている幼なじみの女子が転校してきたことで巻き起こる恋模様を描く『恋を知らない僕たちは』が全国の劇場で公開中。9月18日(水)には、大阪・難波のなんばパークスシネマに大西流星さんと酒井麻衣監督を迎え大阪凱旋舞台挨拶が開催された。

 

映画『恋を知らない僕たちは』は、アイドルグループ「なにわ男子」の大西流星さんが映画初主演を果たし、「虹色デイズ」等の漫画家である水野美波さんによる人気少女コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。中学2年生の相原英二と親友である別所直彦の学校に、英二の幼なじみである汐崎泉が転校してきた。英二は幼い頃から泉に密かに思いを寄せてきたが、言葉にできずにいるうちに直彦が彼女に告白して付き合うことに。やがて同じ高校に進学した3人は、藤村小春、瀬波太一、池澤瑞穂と出会い、それぞれの恋が動きだす。大西さんが主人公の英二、『ハピネス』『少女は卒業しない』の窪塚愛流さんが直彦、『【推しの子】』『交換ウソ日記』の齊藤なぎささんが小春、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の莉子さんが泉、アイドルグループ「HiHi Jets」の猪狩蒼弥さんが太一、『かそけきサンカヨウ』の志田彩良さんが瑞穂を演じる。監督は『美しい彼 eternal』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の酒井麻衣さんが務めた。

 

今回、上映前に大西流星さんと酒井麻衣監督が登壇。念願だった大阪での舞台挨拶に大西さんは「本当に率直になんばパークスシネマに来るのも久しぶりで、学生時代にもなんばパークスシネマで映画を観たこともありますし、すごく懐かしい空間に自分の初主演作で登壇できていることを嬉しく思います。(初主演作品ということで)感慨深いですし、その作品をたくさんの方が観てくださって、色んな感想を頂けるので本当に素敵な宝物だなと思います」と感激の面持ち。酒井監督も本作では初となる関西での舞台挨拶に「元々関西に住んでいたこともあり関西弁は聞き馴染みがあったので、私も今日帰ってきた気持ちで、アットホームで嬉しいです!」と笑顔で語った。

 

 

撮影や演技について2人はどのような話をされたのかと聞かれ、大西さんは「顔合わせの時から何回か一対一でお話をさせて頂いていて、本読みの時にもそうですし、特に英二のキャラクター像を作りあげていく上での摺り合わせは、とても丁寧に監督がしてくださっていました。あとは撮影初日の後だったり撮影期間の合間にも会話する機会があったので、結構しっかりと(撮影や演技について)話すことはありました」と演技や役作りについて応えていく。一方で酒井監督は「俳優の大西さんとして英二くんと向き合っていたんですが、先生と生徒みたいになったエピソードがありまして、撮影のために色付きリップ禁止という校則を作っていたんです。そしたらある日、しゃがんだ時に大西さんのポケットから色付きのリップがポロッと落ちてきて、そのあと一瞬目が合った時に”やば!”みたいな顔をしていて…その時だけ先生と生徒みたいな瞬間がありました」と裏話を証言。大西さんも「まさか色付きリップ禁止とは思っていなかったので校則間違えていましたね…」と苦笑いし、会場が笑いに包まれた。

 

撮影中のエピソード話が続く中、この日はなんと、本作で共演した窪塚愛流さん、齊藤なぎささん、莉子さん、猪狩蒼弥さん、志田彩良さんから座長である大西さんへのミッション動画もサプライズで到着。「グッとくる『恋僕』の胸キュンセリフを関西弁で披露」というお題を受け、大西さんは「関西弁でという前振りで発表するの恥ずかしいですね…みなさん、キャー!って言ってください」と照れつつ、劇中のセリフ「でもなんかほっとけないんだよ!」を大阪弁で「なんでやろ、ほっとかれへんねん!」とさわやかな笑顔で披露。大西さんからの胸キュンセリフに観客からは黄色い歓声が上がり、会場の温度が急上昇する一幕となった。酒井監督も「ぜひともこのセリフのあとに『コイスルヒカリ』を流して欲しいですね!」と感想を述べた。

 

 

笑いの絶えない舞台挨拶もあっという間に終了の時間に。酒井監督は「青春のキラキラやヒリヒリが詰まった映画となっています。自分と重ね合わせたり、こういう事あったらいいなという事も思いながら、ぜひ、楽しんでください。本日は本当にありがとうございました!」と改めて本作への想いと感謝の気持ちを語った。主演の大西さんは「僕の初主演作でもあるこの作品は原作も本当に面白いです。僕は原作を読んでから台本を読んで、映画の撮影に挑んだんですが、映画を観るとまた原作も読みたくなって…そんな味わい深い映画だなと思っています。6人の恋が交錯するって複雑な設定なのかなと思いきや、とても丁寧に酒井監督初めスタッフのみなさんが描いてくださってるので、スッと入れますし、その中で同世代の素敵なキャストと一緒にお芝居することができました。その作品をみなさんに観て頂けるということをすごく嬉しく思ってますし、もっともっと『恋僕』の世界観にどっぷりと浸かっていただけるよう願っています。これからも『恋僕』の応援、よろしくお願いいたします!」と呼びかけ、記念すべき大阪での凱旋舞台挨拶は大盛況で幕を閉じた。

 

映画『恋を知らない僕たちは』は、全国の劇場で公開中。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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