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人類とAIの戦いが続く世界が舞台のSFアクション『ザ・クリエイター/創造者』がいよいよ劇場公開!

2023年10月17日

©2023 20th Century Studios

 

AIと人間が争いを続ける中、AI兵器の創造者暗殺のために、敵地に潜入した退役軍人を描く『ザ・クリエイター/創造者』が10月20日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ザ・クリエイター/創造者』…

2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、元特殊部隊のジョシュアは、人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。しかしそこにいたのは、超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが…

 

本作では、『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズが監督・脚本を手がけ、『TENET テネット』のジョン・デビッド・ワシントンが主人公ジョシュアを演じ、『インセプション』の渡辺謙、『エターナルズ』のジェンマ・チャン、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが共演した。

 

©2023 20th Century Studios

 

映画『ザ・クリエイター/創造者』は、9月22日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマや T・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋、難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

ディズニーより、『ザ・クリエイター/創造者』の試写会に招待されました。作品冒頭で、AIがロサンゼルスで核爆発を引き起こし、AI撲滅派とAI推進派による戦いが描かれていくことが分かり、本作は『ターミネーター』シリーズで描かれてきたようなAIによる人類壊滅路線とは違う作品であることが理解できる。「人間に危害を加えてはならない」、「人間の命令に従わなければならない」、「自己を守らなければならない」というロボットの行動を支配する三原則をベースにしながらも、ギャレス・エドワーズはこういった作品を撮りたかったのか、と気づかされる。アジアを中心とした各国によって形成される”ニューアジア”では、AIと共に生きることを目指し、各国の社会に寄り添い、人間に貢献するAIロボットが活躍しているのが興味深い。そして、主人公である元特殊部隊のジョシュアは、超進化型AIを搭載した半分機械である幼い少女アルフィーと出会う。彼女が生み出された経緯を考えてみれば、様々な思いが頭をよぎってしまった。だが、彼女に託されたものについて考えながら、ストーリーの行く末を見つめていると、普遍的な慈愛の物語だと気づかされてしまう。エンターテインメントと芸術性を十分に兼ね備えたSF作品として仕上がっていた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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