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実際の拉致監禁事件を基に描く衝撃の社会派サスペンス!『消された女』シネマート心斎橋でいよいよ公開!

2018年1月15日

(C)2016 OAL, ALL RIGHTS RESERVED

 

韓国で実際に起きた拉致監禁事件をモチーフとするサスペンス『消された女』が、大阪・心斎橋のシネマート心斎橋で1月20日(土)より公開される。

 

韓国の「精神保健法」は、 第24条に、保護者2人の同意と精神科専門医1人の診断があれば、患者本人の同意なしに「保護入院」という名のもと、強制入院を実行できる、という条文があった。これを悪用し、財産や個人の利益のために、合法的に健康な人(親族)を誘拐し、精神病院に強制入院させる事件が頻繁に起こり、社会問題になっていた。そして、本作公開後の2016年9月、韓国の憲法裁で精神疾患患者の強制入院は、本人の同意なければ憲法違反の判決が下った。

 

映画『消された女』は、韓国で実際に起こった、法律を悪用した拉致監禁事件をモチーフに描いた社会派サスペンス。日中の大都会を1人で歩いていたカン・スアは突然、何者かに誘拐され、精神病院に監禁されて強制的な薬物投与と暴力を受けることとなる。これまで経験したことのない狂気の中、彼女は病棟でその一部始終を手帳に記録していった。そして1年後、テレビプロデューサーのナ・ナムス宛に届いた1冊の手帳。そこに記された信じがたい出来事に興味を持ったナムスはスアを訪ねるが、彼女は殺人事件の容疑者として収監されていた。ナムスが取材を進める中で、彼女が体験した地獄のような1年と、その背後にある闇が明らかとなっていく…

 

映画『消された女』は、1月20日(土)から大阪・心斎橋のシネマート心斎橋で公開。来場者には先着で韓国版ビジュアルの特製ポストカードがプレゼントされる。また、京都・出町柳の出町座でも近日公開予定。

精神保健法 第24条という恐ろしい法律の条文があったことを本作によって初めて知った。私設精神科病院の誕生に寄与したとのこと。患者の人権を無視する法律がどのような経緯によってつくられかといったことにも興味がある。本作の公開によって、どこまで影響があったのか気になるが、憲法違反の判決が下ったことは喜ばしい。社会派サスペンスが文字通り社会に警鐘を鳴らせられると勇気を持たせてくれる。
実在の拉致監禁事件を基に描いたようだが、綿密に取材した結果から1つの作品として作り上げられた。強制入院させられた女性は、希望の光が見えない地獄の中で如何にして社会に訴えることが出来たのか。人間の狂気を知らしめる一作として世に放たれる。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆

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