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田中要次主演、西村喜廣監督によるバイオレンスムービー『蠱毒 ミートボールマシン』!第七藝術劇場で公開中、舞台挨拶開催!

2017年10月21日

10月14日(土)より大阪・十三の第七藝術劇場で2006年に公開された『MEATBALL MACHINE ミートボールマシン』をモチーフとするバイオレンススプラッター映画『蠱毒 ミートボールマシン』が公開中。10月21日(土)には、出演の百合沙さん、村杉蝉之介さん、仁科貴さん、大宮将司さん、西村喜廣監督を迎えて舞台挨拶が行われた。

 

映画『蠱毒 ミートボールマシン』は、謎の生命体に寄生され「ネクロボーグ」と化した人間たちの死闘を描いたホラーアクション「ミートボールマシン」のシリーズ第2弾。借金の取り立て屋をしている野田勇次は、ノルマの額を回収することが出来ず、いつも上司になじられている冴えない50歳の中年男。さらにガンの宣告まで受け、生きる意欲もなくなる中、謎の生命体「ユニット」に寄生されてしまう。ユニットに寄生された人間はやがて人格を奪われたネクロボーグと化すはずが、勇次はなぜかネクロボーグにはならず、心のよりどころであったカヲルを守るため、次々と現れるネクロボーグたちと戦っていく…


上映後は観客の拍手に包まれる中、本作の挿入歌である「Ironic Russian」を皆で歌いながら百合沙さん、村杉さん、仁科さん、大宮さん、西村監督が登壇。和やかな各々の自己紹介と共に舞台挨拶は始まった。

 

ロシア民謡のように聞こえる「Ironic Russian」について、西村監督は「本作の前に『シン・ゴジラ』に造形プロデューサーとして携わった時、自社が赤字になった。労働とは何かと考えようと思い、本作のテーマは[労働]に決めた。労働って何だと思った時、ロシア民謡が浮かび、この曲になった」と明かす。

 

村杉さんは「西村さんの作品の一つである『ABC・オブ・デス』内の1作[Z is for Zetsumetsu/絶滅]への出演オファーがあったが、事務所が断った。ジャンル映画が大好きであり、今作のような作品へ出演する為に役者を始めたので、ようやく夢を果たせた」と本作の出演を喜んだ。今回、劇場で2度目の鑑賞をしたが「2回目の方が楽しく観れる」と感じ、大人計画のパリ公演の際に観た『ロッキー・ホラー・ショー』におけるコスプレイヤーの例を挙げながら「ファンの方には、何回も観た方がおもしろいと広めてほしい」とお願いする。

 

西村監督は、今回の舞台挨拶について「自慢話をするような場にはしたくない。私は、反社会勢力でもある本作のようなクセのある映画が好きなだけ」だと述べる。なお、今作は現在、世界中で50ヶ所程度の映画祭に出品。現在はインドのムンバイ映画祭に出品中で、月2回程度は世界中のどこかの映画祭で上映されている。シッチェス・カタロニア国際映画祭では、Midnight X-Treme部門で梅沢 壮一監督の『血を吸う粘土』、三池崇史監督の『土竜の唄 香港狂騒曲』の次に上映された。現地を訪れた百合沙さんは「西村さんが立っているだけで声を掛けられて写真を撮ったり、血が出るたびにお客さんが絶叫したりした」と海外での盛り上がりを伝える。

 

舞台挨拶の終盤には、西村監督よりお客さんへのお土産として、監督が代表取締役を務める(有)西村映像の手ぬぐいや、映画祭への出品でハンブルグを訪れた際にニベア本社で作成したオリジナルプリントのニベア缶を賭けたじゃんけん大会が行われ、大いに盛り上がった。最後に、村杉さんや百合沙さんから「何度見ても楽しめる作品だと思うので、何度でも観て下さい」とお願いすると共に感謝を込め、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『蠱毒 ミートボールマシン』は、10月27日(金)まで大阪・十三の第七藝術劇場で公開中。なお、11月18日(土)からは神戸・新開地のCinema KOBEでも上映予定。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆