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酒井充子監督による台湾3部作の最終章『台湾萬歳』!第七藝術劇場で公開!

2017年10月6日

(C)「」マクザム/太秦

 

『台湾人生』『台湾アイデンティティー』の酒井充子監督が手がけた台湾3部作の最終章『台湾萬歳』が大阪・十三の第七藝術劇場で10月7日(土)より公開される。

 

台湾は、1895年から1945年までの51年間、日本の統治下にあった。時は経て、東日本大震災の際、台湾から200億円を超える義援金が寄せられた。歴史的経緯をものともしない台湾の人々の思いやりがあることに気づかされる。酒井充子監督は、台湾三部作の幕開けとなった『台湾人生』では、激動の歴史に翻弄された5人の日本語世代たちの日本統治時代、戦後の国民党独裁時代を経て現在に至るまでの人生に焦点を当て、『台湾アイデンティティー』では、第二次世界大戦、二二八事件、白色テロという歴史のうねりによって人生を歩み直さなくてはならなかった6人を通して台湾の戦後の埋もれた時間を描き出した。

 

映画『台湾萬歳』は、時代が変わっても海や大地に向き合いって生きてきた人々を描く台湾3部作の最終章として撮り上げたドキュメンタリー。人口約1万5000人の人びとが暮らす台東縣成功鎮。台湾の南東部に位置し、太平洋と山脈に囲まれたこの地域は、1932年の漁港竣工以降、日本人や漢民族系の人たちが多く移住し、漁業と農業の街が作られていった。カジキの突きん棒漁は、日本人移民が持ち込み、この漁法がいまも続けられている。「祈り」「命への感謝」「家族」を生活の中心に据え、まっすぐに生きる人びとの姿を描いていく…

 

映画『台湾萬歳』は、10月7(土)から大阪・十三の第七藝術劇場で公開。公開初日には、酒井充子監督による舞台挨拶を開催する。なお、神戸・元町の元町映画館と京都・烏丸の京都シネマでの順次公開を予定している。

先月、初めての外国旅行として台湾(台北)に行ってきた。台湾の言葉を話せなくても、日本語と片言の英語だけで過ごせ、治安の良い場所だった。日本統治時代があり、日本語を強制されていた過去があったとしても、現在は日本との親交を大事にしている理由が作品や資料から読み取れる。

今作では、台東を中心に、かつて日本人が台湾に伝承した習慣や道具が使われていることを教えられる。日本でも土地によっては未だに残っている風習が台東では当たり前のように行われている。古き良き時代の日本がまだそこにはあり、そこで生きている台湾の方々がいる。現代の台東の姿を捉えているだけの作品なのに大いに伝わるものがそこにはあった…

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆