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10月のシネクラブ合評会に参加して「松山善三 高峰秀子 夫婦で歩んだ映画人生」『ユリゴコロ』『ドリーム』を語ろう

2017年10月1日

大阪・九条のシネ・ヌーヴォ関連イベントとして毎月第3日曜日に開催されている「シネクラブ合評会」。毎回、シネ・ヌーヴォ上映作品と2作品を参加者による多数決で課題作品を決め、自由に語らう場となっている。

 

今月の課題作品は

シネ・ヌーヴォ上映作品より
松山善三 高峰秀子 夫婦で歩んだ映画人生」(上映作品含め松山善三 監督・高峰秀子さん出演作品ならどれでも自由に)

天才子役から少女スタア、そして大女優と戦前戦後を通じ類稀なる活躍をみせた高峰秀子さん。数々のヒューマンドラマを世に送りだした映画監督、脚本家の松山善三。婚約発表時、世紀の格差婚と騒ぎたてられたこのカップルは、実に56年の歳月を添い遂げ、日本映画界きってのおしどり夫婦として知られた。残された作品からふたりの足跡を辿る。

 

他にも、ロードショー上映作品から

ユリゴコロ

沼田まほかるの同名ミステリー小説を実写映画化。「人間の死」を心の拠り所にして生きる悲しき殺人者の宿命と葛藤を、過去と現在を交錯させながら描く。亮介は余命わずかな父の書斎で1冊のノートを見つける。「ユリゴコロ」と書かれたそのノートには、ある殺人者の記憶が綴られていた。その内容が事実か創作か、そして自分の家族とどんな関係があるのか、亮介は様々な疑念を抱きながらも強烈にそのノートに惹きつけられていく…

 

ドリーム

1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフ、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ボーン、メアリー・ジャクソンの知られざる物語を描いたドラマ。ソ連とアメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた1961年、米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループがいた。なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、それでも3人はひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる…

 

の2作品が課題作品となっている。

 

シネクラブ合評会では、各課題作について、参加者皆々が順に思い思いに語ることができる。老若男女の参加者らの意見によって作品をより深く知ることができる。作品によっては大いに議論を交わす時もある。なお、課題作品は、合評会の最後に次回開催分のリクエストを募り、多数決によって決定される。

 

9月度のシネクラブ合評会は、10月15日(日)11:00~13:00に九条シネ・ヌーヴォ近くの喫茶ケルン2Fでの開催。参加費は無料だが、1ドリンク(350円~)の注文が必要となる。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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