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9月のシネクラブ合評会に参加して「荒井晴彦映画祭 70になった全身脚本家」『エル ELLE』『三度目の殺人』を語ろう

2017年9月10日

大阪・九条のシネ・ヌーヴォ関連イベントとして毎月第3日曜日に開催されている「シネクラブ合評会」。毎回、シネ・ヌーヴォ上映作品と2作品を参加者による多数決で課題作品を決め、自由に語らう場となっている。

 

今月の課題作品は

シネ・ヌーヴォ上映作品より
「荒井晴彦映画祭 70になった全身脚本家」(上映作品含め荒井晴彦脚本作品ならどれでも自由に)

今年の1月26日に70歳になった脚本家荒井晴彦氏を関西に招き、「荒井晴彦映画祭 70になった全身脚本家」を開催。大学在籍時より若松プロで助監督、足立正生と共に出口出ネームにより脚本を執筆。その後ピンク映画の助監督、脚本執筆を経て、日活ロマンポルノ『新宿乱れ街 いくまで待って』で注目を浴びる。以後、薬師丸ひろ子主演『Wの悲劇』を始め、数々の話題作、傑作を執筆。映画監督としては『身も心も』『この国の空』の2本を発表。

 

 

他にも、ロードショー上映作品から

エル ELLE

フィリップ・ディジャンの小説「oh…」を実写映画化したエロティックサスペンス。ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェルは、ある日突然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまう。何事もなかったかのように今まで通りの生活を送ろうとするミシェルだったが、襲われた時の記憶がフラッシュバックするようになっていく。犯人が身近にいることに気づいたミシェルはその正体を突き止めようとするが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされて思わぬ行動に出る…

 

 

三度目の殺人

是枝裕和監督と福山雅治が再びタッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマ。勝つことにこだわる弁護士・重盛は、殺人の前科がある男・三隅の弁護を仕方なく担当することに。解雇された工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で起訴されている三隅は犯行を自供しており、このままだと死刑は免れない。しかし三隅の動機はいまいち釈然とせず、重盛は面会を重ねるたびに、本当に彼が殺したのか確信が持てなくなっていく…

 

の2作品が課題作品となっている。

シネクラブ合評会では、各課題作について、参加者皆々が順に思い思いに語ることができる。老若男女の参加者らの意見によって作品をより深く知ることができる。作品によっては大いに議論を交わす時もある。なお、課題作品は、合評会の最後に次回開催分のリクエストを募り、多数決によって決定される。

9月度のシネクラブ合評会は、9月17日(日)11:00~13:00に九条シネ・ヌーヴォ近くの喫茶ケルン2Fでの開催。参加費は無料だが、1ドリンク(350円~)の注文が必要となる。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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