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『世界は今日から君のもの』絶賛公開中!テアトル梅田で尾崎将也監督迎え舞台挨拶&サイン会開催!

2017年8月6日

7月22日(土)より大阪・梅田のテアトル梅田で、門脇麦さんが引きこもりのオタク女子を演じる映画『世界は今日から君のもの』が公開中。8月6日(日)には、公開を記念して本作を監督した尾崎将也さんを迎えて舞台挨拶とサイン会が開催された。

 

映画『世界は今日から君のもの』は、門脇麦が引きこもりになったオタク女子を演じたヒューマンドラマ。高校の頃から5年間、引きこもりとなった小沼真実は、好きなマンガやイラストを正確に模写することで現実逃避をして過ごしてきた。心配性の父が、人と接する必要のないゲームのバグ出しの仕事を見つけ、真実はその仕事をスタートさせる。ある日、ひょんなことからゲームのイラストに手を加えた真実は、それをきっかけに特技である絵を描く才能が認められ、社員の矢部遼太郎からゲームキャラクターのイラストを依頼される。矢部に恋心を抱いた真実は、なんとか矢部の役に立ちたいと奮闘するが……

 

上映後、28歳まで関西に住んでいた尾崎将也監督は、20年以上前、梅田の劇場を中心に映画を観ていたことを懐かしがりながら、舞台挨拶は始められた。

尾崎監督は、TVドラマや映画で数多くの脚本を執筆してきた。「脚本の仕事をしつつ、映画をつくりたい想いは常にあった。風変わりな女の子が主人公の映画を一度つくりたかった」と尾崎監督は話す。監督は、風変わりな女の子が出てくる映画の代表として『アメリ』を挙げ「『アメリ』が好きで、あんな風変わりな女の子を魅力的に描いた映画ができないか」と思っていた。2014年にTVドラマ『ブラック・プレジデント』で門脇麦さんと仕事し「この人が主演なら、そんな映画ができるかな」と具体化していった。

 

本作の脚本を執筆するにあたって尾崎さんは「門脇さんが出演することで成立する作品であり、当て書きの度合が強い」と明かす。「当て書きは、自分自身や自分の分身を託せる。阿部寛さんに自分を託してドラマ『結婚できない男』を書き、ほぼ自分の分身みたいなキャラクターが出来上がった。阿部寛さんも門脇麦さんも自分の分身を演じてもらった」と納得している。

尾崎監督は、Twitter等で公開後の感想を見て、自身がやろうとしたことが伝わっていると感じている。「タイトルの『』には、誰にとっても心の持ち方次第で世界は自分のものになるんだよ、と思いを込めている。自分の人生やこの世界を少しでも前向きに捉えて一歩ずつ進んでいけばいいか、とカラッとした気持ちになってもらえたら」と願っている。「自分次第でこの世界の見え方は変わってくる。嫌なことがあったとしても、自分にとって学びの機会なんだと思えば肯定的に捉えられる。嫌なことが全くないことはないが、捉え方次第で良い意味に解釈できる。そういう意味では、本当に嫌なことはそうそうない」と考え方を示す。最後に「今日の感想をTwitter等に書いていただけると有難いです。ありがとうございました」と感謝を伝え、舞台挨拶を終えた。その後、尾崎監督は来場者の感想を聞き入りながら、パンフレットへのサインに応じていた。

 

映画『世界は今日から君のもの』は、8月11日(金)までテアトル梅田で17:45~の上映。今後も全国順次公開予定となっている。なお、尾崎将也さんは、初めての小説『ビンボーの女王』を執筆、河出書房から8月23日より発売予定。また、今秋放送のWOWOWドラマ『沈黙法廷』やNHK-BSのドラマ『赤ひげ』(山本周五郎原作)の脚本を担っている。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆