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時空を超えた子どもたちの愛の冒険!映画『夢みる望遠鏡』シアターセブンで上映開始!

2017年7月22日

7月22日(土)より大阪・十三のシアターセブンで、未来過去へと時空を超えた子どもたちの愛の冒険を描いた映画『夢みる望遠鏡』の上映が開始された。公開初日には、本作の脚本・監督・プロデューサーを担当した幸村みよさん、出演の森島有咲さん、撮影監督・編集の谷田寛次さんによる舞台挨拶が行われた。

 

映画『夢みる望遠鏡』は、幸村みよさん自身が執筆された原作の『夢みる望遠鏡』を映画化した作品。南国地方の小さな港町に住んでいるサチは、「ゆめみるぼうえんきょう」という題名の紙芝居をリビングで見つける。この紙芝居は、実際にあった話をもとに友人が創ったものだと、父のリクは言い、「ゆめみるぼうえんきょう」にまつわる不思議な話を娘に語って聞かせるのだった。それは20年前、小学校生活最後の夏のことだった。放課後、偶然公園に集まったリクと4人のクラスメイトたち(ツバサ、ミウ、ソーラ、アイ)は、そこで会った奇妙な老人から「未来や過去が見える望遠鏡」を借りることになった。その望遠鏡で一人ひとり自分の未来をのぞくのだが、それは想像していた未来とは少しちがっていた。そして、1ヵ月後。アイは、望遠鏡で見たとおり、昏睡状態におちいってしまう。アイを救うため、薬草を求めて薬草研究家のマーヤに会いに「野之花島」へと向かう4人。アイのためと思っていたその冒険の旅は、自分たちの未来をも変える旅となる…

今回は、上映前に幸村みよさん、森島有咲さん、谷田寛次さんが登壇。幸村さんは「今日は初日でドキドキしておりました」と言いながら、感謝を伝えた。「この映画は、2014年秋にプロジェクトを起ち上げ、最初に企画書を書き、賛同者を集めました。2003年に原作を出版し、書いた時から映画にしたいと思っていたが、待っていても叶わない夢でした」と振り返る。そこで「自分で映画化に取り組もうとチャレンジしました。賛同者の中から音楽家の山水治夫さん、老人役の兒玉哲明さん、撮影監督の谷田寛次さんに声をかけました」ときっかけを話す。「2015年8月10日にクランクインし、翌年の2016年5月にクランクアップ。昨年8月に完成しました。一番最初の先行上映会を行ったのが大阪でした。大阪は、私が20歳の頃から働いていた職場のあった大好きな街です。大阪でこれから1週間上映を嬉しく思っています」と感慨深い。「1年間各地で上映し、様々なことを感じられました。こちら側の想い以上に各々に感じてもらい、作者として嬉しく思っています」と伝えた。

 

森島さんは撮影当時を振り返り「暑かった。夏に撮影したので、炎天下でほぼ一日中撮影し日焼けしました。でも、撮影の合間に遊んだことも楽しかった」と嬉しく話す。谷田さんは「今日は滋賀県での仕事を終えて先ほど到着しました。今回、滋賀県でも多くのシーンを撮影しました。また、本日の移動中に阪急淡路駅に停車した時、淡路島での撮影のことを思い出していました」と思い巡らす。谷田さんは「映画自体も大冒険物語ですが、撮影自体もうまくいくかどうかギリギリの大冒険の中で撮影だったので、私の人生の中でも印象に残る作品になっています。ぜひ楽しんで頂けたら」と感謝を込めながら、3人による舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『夢みる望遠鏡』は、大阪・十三のシアターセブンで7月22日(土)から7月28日(金)まで公開。7月22日(土)から7月25日(火)までは14:15~、7月26日(水)から7月28日(金)までは18:40~の上映、一般・専門・大学1,200円シニア1,100円中学生・高校生1,000円小学生以下700円シアターセブン会員1,000円となっている。なお、7月28日(金)にも幸村みよ監督 による舞台挨拶が予定されている。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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