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7月のシネクラブ合評会に参加して「生誕101年 小林正樹映画祭 反骨の美学」『セールスマン』『ありがとう、トニ・エルドマン』を語ろう

2017年7月3日

大阪・九条のシネ・ヌーヴォ関連イベントとして毎月第3日曜日に開催されている「シネクラブ合評会」。毎回、シネ・ヌーヴォ上映作品と2作品を参加者による多数決で課題作品を決め、自由に語らう場となっている。

 

今月の課題作品は

シネ・ヌーヴォ上映作品より

生誕101年 小林正樹映画祭 反骨の美学」(上映作品含め鈴木清順監督作品ならどれでも自由に)

黒澤明、木下惠介、市川崑とともに“四騎の会”を結成、日本映画を牽引し、カンヌ国際映画祭ではチャップリン、オーソン・ウェルズらと並び“世界十大監督”の一人として称えられた映画監督・小林正樹。生誕101年を記念して、「切腹」「怪談」「人間の條件」といった映画史に残る代表作を含む作品群を一挙上映!

 

他にも、ロードショー上映作品から

 

セールスマン
『別離』『ある過去の行方』などで知られるイランの名匠アスガー・ファルハディ監督が手がけたサスペンスドラマ。小さな劇団に所属し、作家アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演している役者の夫婦。ある日、引っ越したばかりの自宅で夫が不在中に、妻が何者かに襲われる。事件が表ざたになることを嫌がり、警察へ通報しようとしない妻に業を煮やした夫は、独自に犯人を探し始めるが……

 

ありがとう、トニ・エルドマン

正反対の性格の父娘が織り成す交流をユーモラスに描いたヒューマンドラマ。陽気で悪ふざけが大好きなドイツ人男性ヴィンフリートは、ルーマニアで暮らす娘イネスとの関係に悩んでいた。コンサルタント会社で働くイネスは、たまに会っても仕事の電話ばかりしていて、ろくに会話もできないのだ。そこでヴィンフリートは、ブカレストまでイネスに会いに行くことに。イネスはヴィンフリートの突然の訪問に戸惑いながらも何とか数日間一緒に過ごし、ヴィンフリートはドイツへ帰っていく。ところが、今度は「トニ・エルドマン」という別人のふりをしたヴィンフリートがイネスの前に現われて……

の2作品が課題作品となっている。

 

シネクラブ合評会では、各課題作について、参加者皆々が順に思い思いに語ることができる。老若男女の参加者らの意見によって作品をより深く知ることができる。作品によっては大いに議論を交わす時もある。なお、課題作品は、合評会の最後に次回開催分のリクエストを募り、多数決によって決定される。

 

7月度のシネクラブ合評会は、7月18日(日)11:00~13:00に九条シネ・ヌーヴォ近くの喫茶ケルン2Fでの開催。参加費は無料だが、1ドリンク(350円~)の注文が必要となる。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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