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5月のシネクラブ合評会に参加して「溝口健二&増村保造映画祭 変貌する女たち」『追憶』『LION ライオン 25年目のただいま』を語ろう

2017年5月8日

大阪・九条のシネ・ヌーヴォ関連イベントとして毎月第3日曜日に開催されている「シネクラブ合評会」。毎回、シネ・ヌーヴォ上映作品と2作品を参加者による多数決で課題作品を決め、自由に語らう場となっている。

今月の課題作品は

シネ・ヌーヴォ上映作品より
溝口健二&増村保造映画祭 変貌する女たち

溝口健二監督は、女性映画の巨匠と呼ばれ、一貫して虐げられた女性の姿を冷徹なリアリズムで描いた。サイレント期は下町情緒を下敷きとした作品で声価を高め、戦中・戦後は芸道ものや文芸映画でも独自の境地を作り出した。完璧主義ゆえの妥協を許さない演出と、長回しの手法を用いた撮影が特徴。黒澤明、小津安二郎、成瀬巳喜男らと共に国際的に高い評価を受けた監督であり、ヴェネツィア国際映画祭では作品が3年連続受賞し、国際的にも認知されている。

増村保造監督は、強烈な自我を持ち、愛憎のためなら死をも厭わない個人主義を貫いた作品を作り続けた。モダンで大胆な演出により、これまでにない新しい日本映画を創出。大映のエース格として、個人の欲望、組織や環境との衝突に鋭く切り込むエンタテインメントを作り続けた。

溝口監督と増村監督は師弟関係にあった。2人が徹底的に拘って描いたのは「女性」。道ならぬ恋に落ちていく女性、身を売る女性、殺人の容疑者になる女性…耐え忍び、幸せを求め、愛に生きるスクリーンの中の女性たちはその容貌が変わってしまうほど人生に変化が起こる。そんな女性たちが生きる数々の傑作をスクリーンで堪能できる。

他にも、ロードショー上映作品から
追憶
「鉄道員」「あ・うん」などの名作を手掛けた監督・降旗康男と撮影・木村大作が9年ぶりにタッグを組み、岡田准一を主演に迎えたヒューマンサスペンス。ひとつの殺人事件の刑事・容疑者・被害者として再会した幼なじみ3人が、心の奥に封印してきた過去と向き合う様子を描く。1992年、親に捨てられた13歳の少年・四方篤は、似た境遇の田所啓太、川端悟と共に、軽食喫茶を営む仁科涼子と山形光男のもとで家族のように暮らしていた。しかしある事件をきっかけに幸せな日々は終わりを迎え、彼らは離れ離れになってしまう。25年後、成長して刑事になった篤は、無残な刺殺体となって発見された悟と再会を果たす。そして捜査が進められていく中、啓太が容疑者として捜査線上に浮上し……

LION ライオン 25年目のただいま
インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を映画化したヒューマンドラマ。1986年、インドのスラム街で暮らす5歳の少年サルーは、兄と仕事を探しにでかけた先で停車中の電車で眠り込んでしまい、家から遠く離れた大都市カルカッタまで来てしまう。そのまま迷子になったサルーは、やがて養子に出されオーストラリアで成長。25年後、友人のひとりから、Google Earthなら地球上のどこへでも行くことができると教えられたサルーは、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、本当の母や兄が暮らす故郷を探しはじめる。

の2作品が課題作品となっている。

5月21日(日)11:00~13:00に九条シネ・ヌーヴォ近くの喫茶ケルン2Fでの開催。参加費は無料だが、1ドリンク(350円~)の注文が必要となる。

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