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戦後ドイツの映画ポスター展 京都国立近代美術館で開催

2017年4月19日

京都・岡崎公園内の京都国立近代美術館「戦後ドイツの映画ポスター」展覧会が4月19日から開催される。
「戦後ドイツの映画ポスター」展覧会は、京都国立近代美術館と東京国立近代美術館フィルムセンターの主催により、1950年代後半から1990年までに制作された85本の映画ポスターを展示する。第二次世界大戦の終結後、政治的対立により東西二つに分断されたドイツは、1990年に統一されるまでの間、冷戦の最前線にあって映画界も別々の道を歩んだ。西ドイツでは映画製作が息を吹き返すとともにアメリカや西欧の他の国々の映画が盛んに輸入され、東ドイツでは国営会社DEFAによって独自の社会主義的な映画文化が構築された。映画文化の分断は、映画のポスターにも影響。西ドイツでは、アート・フィルムを配給するノイエ・フィルムクンストのような会社がハンス・ヒルマン、フィッシャー=ノスビッシュ夫妻ら新世代のグラフィック・デザイナーを積極的に起用し、時に大胆なタイポグラフィに訴えた鮮烈なポスターが制作された。東ドイツでは、DEFAの采配↓で、エアハルト・グリュットナーやオットー・クンメルトらが、内省的だが宣伝美術の枠にとらわれない自在な表現を生み出した。今回、西ドイツからは45本、東ドイツからは40本の作品についてポスターが展示される。
また、本展覧会は関連イベントも多数開催される。4月23日(日)には、ライブイベント「Andi Otto “VIA” Japan Tour 2017 night cruising @ MoMAK」を開催。チェロ奏者のAndi OttoとシンガーのMD Pallavi によるライブが披露される。5月12日(金)~5月14日(日)には映画上映会「MoMAK Films 2017」を開催。「DEFA70周年 知られざる東ドイツ映画特集」と題して、5月12日(金)に『裸で狼の群のなかに』、5月13日(土)に『殺人者は我々の中にいる』『僕は19歳だった』、5月14日(日)に『パウルとパウラの伝説』『チンガッハグーク-大蛇と呼ばれた男』を上映する。また、5月13日(土)には講演会「壁の向こうのハリウッド」を開催。DEFA財団理事長のラルフ・シェンクさんによる貴重な講演となる予定。5月28日(日)には東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員の岡田秀則さんによるギャラリートークが開催される予定。

「戦後ドイツの映画ポスター」展覧会は4月19日(水)から6月11日(日)まで京都国立近代美術館で開催。観覧料は一般430円、大学生130円となっている。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆