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反論!…日本「映画」事始め にほんの映画発祥地は京都か?大阪か?

2017年1月23日

京都の二条・大宮近くのおもちゃ映画ミュージアムで講演会「反論!…日本『映画』事始め」が1月28日(土)に開催される。

講演会「反論!…日本『映画』事始め」は、大阪在住のエッセイスト武部好伸さんが手がけ昨年10月に出版された書籍『大阪「映画」事始め』について、先月おもちゃ映画ミュージアムで講演した際に急遽開催が決まったイベント。

今まで、映画の上陸は神戸、最初の上映は京都、最初の興行は難波というのが通説だった日本映画史。神戸でのキネトスコープの一般公開は1896年11月25日からで、1897年の1月に京都の実業家である稲畑勝太郎がフランスから持ち帰ったシネマトグラフと呼ばれる映写機を、京都電灯の中庭(現在は関西電力変電所と旧・立誠小学校にまたがる場所)で試写を実行。これが、日本で初めての映画の上映とされてきた。その後2月15日、稲畑は今度は、大阪・難波の南地演舞場(現在のTOHOシネマズなんば)で有料の上映会を開催。これが映画興行の発祥とされている。だが、本書では、1896年12月にすでに、大阪・心斎橋の西洋雑貨商、荒木和一が米国で購入したエジソン社のヴァイタスコープという映写機を、当時の福岡鉄工所(現在のなんばパークス入り口、現在の難波中交差点辺り)で試写を行ったとし、それが日本における最初の映画上映ではないかと呼びかけている。

今回、反論するのは、京都生まれ京都在住の森恭彦さん。武部さんと森さんは読売新聞社の先輩後輩関係で、映画百年の時は文化部で一緒に連載し、その成果は1997年にキネマ旬報社より『映画百年 映画はこうしてはじまった』として刊行された。森さん自身は大学時代にフランス文学を専攻されており、持論を以って、武部さんにどのように反論していくかが見どころとなっている。なお、京都対大阪による文化的なバトルの後には、武部さんのギターと唄によるソロ・ライブの披露が予定されている。

反論!…日本『映画』事始め」は2017年1月28日(土)13:30よりおもちゃ映画ミュージアムで行われる。講演会の後には交流会も予定されている。料金は一般=1,500円、正会員=1,300円。メール(info@toyfilm-museum.jp)かFAX(075-803-0034)で予約・問い合わせ受付中。

この講演会自体はまさにノリで決まってそうだが、受けて立つ森さんは苦笑いしながらも、しっかりとした反論を以って挑むことが予想され、当日はおもしろいことになりそうだ。とはいえ、かつての職場の先輩後輩として和気あいあいとした空気が流れていそうだ。果たして、日本の映画発祥地は京都なのか大阪なのか。解釈の仕方次第で如何様にも論じられそうだ。映画好きの知的好奇心をウズウズとさせてくれる本イベント、大いに楽しみたい。

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