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90年代を駆け巡ったUKロックバンド!『オアシス:スーパーソニック』を最高の環境で鑑賞しよう!

2016年12月26日

90年代を席捲した伝説的UKロックバンド「OASIS」の軌跡をたどるドキュメンタリー『』が12月24日(土)より公開された。

本作は、オアシスの中心メンバー、リアム&ノエル。ギャラガー兄弟の幼少期からの出来事や、オアシスとしてのデビューから1996年にロンドン郊外のネブワースで行われた伝説の25万人ライブまでの3年間、というバンドが巨大な成功を手にしていくまでの日々を追ったドキュメンタリー作品。今年のアカデミー賞のドキュメンタリー長編賞にも輝いた『AMY エイミー』を製作したプロデューサーのジェームズ・ゲイ=リースとアジフ・カパディア監督らがタッグを再び組んで製作として取り組み、監督はザ・ストーン・ローゼズの伝説のスパイク・アイランドでのライブに詰めかけたファンの少年たちの青春群像を描いた『Spike Island』のマット・ホワイトクロスが務めている。

本作は、90年代にUKロックを愛した音楽好き、心底オアシスが好きなファンは劇場に駆けつけていることだろう。観客は当時のオアシスの中で繰り広げらていたことに注目する。もちろんライブ映像には狂喜乱舞する人もいるだろう。その際に注目しておきたいのは、シアター内の音響設備ではないだろうか。本当に音響設備にこだわった施設で鑑賞したいというならば巨大なライブハウスで鑑賞すればよいかもしれないが、あくまで本作は音楽ドキュメンタリー作品だ。ライブ以外の人間ドラマがあってこそ成立する作品なので、ライブハウスが作り出す空気感の中で鑑賞した場合の盛り上がり方としてはベクトルは異なる。やはり映画館の大きなスクリーンでこそ鑑賞するべき作品なのだ。

東京では、立川シネマシティが極上音響上映を現在行っている。ベテラン音響家に調整を依頼し、ロックを楽しむのに最適な音に調整して上映している。東京でこのような最高の上映を行っているならば、関西でも出来ないことではない。兵庫県尼崎市、阪急塚口駅前にある映画館「」で実現できるのではないか。サンサン劇場による重低音ウーハー上映で『オアシス:スーパーソニック』を鑑賞すれば、あのライブの現場にいるような錯覚を感じてしまうかもしれない。筆者は重低音ウーハー上映を何度か経験している。『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムス』を鑑賞した際には、シーラ・Eが叩くツーバスドラムの音がズッシンズッシンと響いてくる体験をした。これは4D鑑賞施設とはまた違った映画鑑賞体験になるのだ。ぜひとも、塚口サンサン劇場での『オアシス:スーパーソニック』重低音ウーハー上映を大いに期待したい。

作品自体は、リアムとノエルの幼い頃から出来事、オアシス結成からネブワースまでの出来事を映し出す。結成時のライブハウスでの映像から、TV番組出演時の映像、日本来日時の映像まで映し出され、オアシスの音楽が好きな人にとってはうれしい内容になっている。同時に、ギャラガー兄弟の仲についても映し出す。喧嘩する程仲がいいとはよく言うが、それを体現しているような映像もあるが、本当にバンドメンバーとしての仲は大丈夫だろうかと思ってしまう映像もある。結局2009年には解散してしまうのだが、その事実を知った上でも、いつ一触即発で大喧嘩をしてギャラガー兄弟やバンドについてファンが望まない方向に突き進んでしまうかもしれないと感じさせるような緊張感を見ている側は感じてしまう。最高の音楽と緊張感が隣り合わせの音楽ドキュメンタリー映画も滅多にないことだろう。あの90年代を駆け巡ったオアシスの黄金期ともいえる3年を中心に描いた本作を2016年末の現在に鑑賞するということがギャラガー兄弟による悪戯だろうか。

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